お父様のスピーチコンサルタント_鈴木千春
「心を動かす話し方」
セミコングランプリ名古屋2026. 卒業生インタビュー
PROFILE プロフィール
鈴木千春(すずき ちはる)
お父様のスピーチコンサルタント(ブライダル司会) /「セミコングランプリ名古屋2026」第3位
公務員として働き始めたが、話す仕事への憧れが消えず、夜間のアナウンス学校に通う。
夢実現のため、6年間働いた公務員を退職し、26歳からテレビのレポーターやナレーション、司会業をスタートさせる。
司会歴は、25年間で、式典150回以上、イベント250回以上、特に結婚式の司会歴は豊富で、2500組以上のカップルの司会を務める。
2008年に栃木県小山市で司会事務所ハートフルワンを設立。事務所の代表として新人育成、派遣業務を行う。
2018年から司会経験と心理学やコーチング、質問力をプラスし、声と話し方トレーナーとして活動をスタートさせる。企業研修や声と話し方講座、経営者やリーダー向けにスピーチコンサルを行っている。
※講演・研修のご依頼は以下より
*http://heartfulone.jp
*YouTubeのお父様スピーチ応援チャンネル
https://www.youtube.com/@heartfulone
*お父様のスピーチ本
https://www.amazon.co.jp/gp/aw/d/B09WW8G15F
インタビュアー 立石剛(たていし つよし)
一般社団法人日本パーソナルブランド協会 代表理事
セミコングランプリ主催者
1967年大阪府生まれ。同志社大学卒業後、大手損保、生保を経て37歳で独立。自らの営業不振を機に「自分らしい成功」を探求し、パーソナルブランディングをテーマに講師として登壇。ビジネス誌で特集されるなどパーソナルブランディングの専門家として注目を集める。現在は、経営者やリーダー層を対象に、強みの発見からミッション・ビジョンの言語化、ブランドストーリー設計までをトータルで支援している。
2007年より、日本初の講師イベント「セミナーコンテスト」を主催。18年間で国内外20地区で開催、延べ1,800名以上の講師を指導し、多くの人気講師や著者を輩出。2026年からは活動をグローバルに広げ、シンガポール、タイ、モンゴルでも展開。著書に『決定版!セミナー講師の教科書』などがある。「一人ひとりが自分らしく輝き、自分らしさを活かし合える社会の創造」をミッションに掲げ、価値ある教育の普及に全力を注いでいる。
【HP】https://tateishitsuyoshi.com/
「心を動かす話し方」とは何か
セミコングランプリ名古屋2026 第3位
お父様のスピーチコンサルタント・鈴木千春さん 特別対談
2026年2月に開催された「セミコングランプリ名古屋2026」において、第3位に輝いた、お父様のスピーチコンサルタント・鈴木千春さん。
結婚式司会歴30年。
これまで数え切れないほどの“人生の節目”に立ち会いながら、「本音で語るスピーチ」の大切さを伝え続けてこられました。
今回の対談では、セミコン挑戦の背景や、コロナ禍から始めたYouTube発信、そして「心を動かす話し方」について語っていただきました。
「正しい情報」だけでは、人の心は動かない
立石:
今日のテーマは、「心を動かす話し方」です。
AIがどんどん進化する時代になりました。
正しい情報を、正しく話すだけなら、もうAIでいい時代になると思うんです。
これから講師やリーダーに求められるのは、人の心を動かせるかどうか。
言葉だけではなく、表情や間、空気感も含めて、どう届けるか。
そこが、これからますます重要になると思っています。
鈴木:
本当にそう思います。
結婚式のスピーチもそうですが、結局、人の心に残るのは「本音」なんですよね。
「グランプリの舞台」は、8年前からの夢だった
立石:
千春さんは、実は8年前にもセミコンに挑戦されていましたよね。
鈴木:
はい。当時はまだ、「自分に何が伝えられるんだろう」と模索している時期でした。
講師になりたい気持ちはあったんですが、自分の軸がまだ見えていなかったんです。
そんな時に、立石先生のホームページに出会い、「自分を深掘りしたい」と思って、
まずは「セミナー講師養成講座」を受講。その後、セミコンにも挑戦することになりました。
立石:
当時は、「自閉症のお子さんを持つお母さんたちを救いたい」というテーマでしたよね。
鈴木:
はい。ただ、その時に先生から、
「結婚式司会を20年以上やっているんだから、結婚式のスピーチで役立てることがあるんじゃないですか?」と言っていただいたんです。
その言葉が、ものすごく印象に残っています。
「自分が話したいこと」と「相手が聞きたいこと」は違う
立石:
セミコンでは、よくお伝えするんですが、
「自分が話したいこと」と
「相手が聞きたいこと」は違うんですよね。
もちろん、自分の想いは大切です。
でも、そこに相手視点が加わることで、初めて価値になる。
鈴木:
本当にそうでした。
私は「伝えたい想い」は強かったんですが、先生から新しい視点をいただいたことで、自分の強みが見えてきた感覚がありました。
コロナ禍で仕事ゼロ。そこから始めたYouTube
立石:
その後、コロナ禍がありました。
鈴木:
はい。結婚式がなくなり、司会の仕事もゼロになりました。
その時、「自分に何ができるんだろう」と立ち止まったんです。
そして始めたのがYouTubeでした。
立石:
最初から仕事にしようと思って始めたわけではなかったんですよね。
鈴木:
全く思っていませんでした。
ただ、ブライダル業界に恩返しがしたかった。
そして、自分にできることを届けたかった。
それだけでした。
50本目の動画で、大きな転機が訪れた
鈴木:
最初は反応も少なかったんですが、50本目くらいの動画で、「お父様のスピーチ」の動画が大きく伸びたんです。
そこで、「あ、皆さんここに悩みがあるんだ」と気づきました。
立石:
今では登録者数もかなり増えましたよね。
鈴木:
ありがたいことに、今は8,000人近くになりました。
お父様のスピーチ動画も、23万回以上再生されています。
「まず動く人」が、未来を変えていく
立石:
僕は、千春さんの行動力って本当にすごいと思うんです。
日本人って、「準備してから動こう」とする人が多い。
でも今の時代、本当に大事なのは、“まずやること”だと思うんですよね。
鈴木:
本当にそう思います。
私も、まず動くタイプです。
出版も、最初は商業出版じゃなくて、自分でAmazon出版をしました。
「市場ニーズがないかもしれない」と言われても、とにかく届けたかったんです。
「本音しか、人の心を動かせない」
立石:
今日のテーマでもありますが、鈴木さんがスピーチで一番大切にしていることは何ですか?
鈴木:
本音です。
本音しか、人の心は動かせないと思っています。
表面的な言葉では、人は動かない。
その人自身の体験や、想い。
そこに、人は共感するんだと思います。
結婚式のスピーチは「人生を変える」
鈴木:
結婚式のスピーチって、皆さん意外と軽く考えてしまうんですが、実はすごく大きな意味があるんです。
お父さんがどんな言葉を贈るかで、その結婚式の空気も、その後の家族関係も変わることがある。
だから私は、
「お子さんの長所を伝えましょう」
「お嫁さんの長所も伝えましょう」
とお伝えしています。
立石:
僕も、自分の父親のスピーチって今でも覚えてるんですよね。
言葉って、一生残るんだなと思います。
「練習量」が、本番の自信をつくる
立石:
千春さん、ものすごく自然に話されていましたが、かなり練習されましたよね。
鈴木:
はい。かなり練習しました。
やっぱり、大切なスピーチは練習量がものを言うと思います。
動画を撮って確認したり、誰かに聞いてもらったり、本番をシミュレーションしたり。
そして、フィードバックを素直に受け取ること。
それが本当に大切だと思います。
「セミコンは、自分の原石を見つける場所」
鈴木:
セミコンって、自分一人では辿り着けない場所に行けるんです。
トレーナーの方やサポーターの方が、自分では見えていない価値を引き出してくださる。
立石:
本当にそうですね。
自分の原石って、自分ではなかなか見えていない。
だからこそ、仲間との対話やフィードバックが大切なんだと思います。
「挑戦」が、自分自身を救う
立石:
最後に、これからセミコンに挑戦する方へメッセージをお願いします。
鈴木:
挑戦の過程では、苦しいこともあります。
でも、自分の想いを言葉にすることで、誰かを救うことができる。
そして、最終的には、自分自身を救うことにもなると思うんです。
だから、ぜひ挑戦してみてください。
今後の活動について
現在、鈴木さんは、
- お父様のスピーチコンサルティング
- 話し方講座
- YouTube発信
などを通じて、「本音で伝えるスピーチ」の大切さを広めています。
また今後は、経営者やリーダー向けのスピーチ講座にも力を入れていきたいとのこと。
AI時代だからこそ、
人間にしかできない伝え方の価値は、ますます高まっています。
鈴木千春さん、ありがとうございました。
※対談は2026年5月11日に Facebookライブで行なわれました。
セミナーコンテストは今後、名称を「パーソナルブランディングコンペティション(PBC)」に変更して開催します。
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セミコン卒業生の声VOICE
「セミコンで何を手に入れたのか?」「セミコン出場後、仕事にセミナーをどう活かしているか?」など
セミコングランプリ出場者の声を紹介します。